こんにちは。
最近、朝にコーヒーを飲むことが習慣になりつつある大人の船井です。
#もう37のおっさんだぞ
僕は現在、キッチンカーでカレー屋をやりながら、週に3〜4日ボクシングトレーナーをしています。
現役の頃からフィットネスボクシングトレーナーとして働いていましたが、引退してからの方がトレーナーとしての時間が増えました。
そして、引退してからの方が指導を通じてボクシングの知識の幅も増えました。
きっとそれは、今までは自分のこと中心にボクシングのことを考えていたのが、今は会員さんや選手を中心に考えるようになったからだと思います。
このブログでは選手だった頃の考え方とトレーナーをやっていて気付いたことを併せてお伝えできればいいなぁと思います。
今日は #久しぶりの更新だけど 相手にパンチを当てるにはという内容でお伝えします。
パンチを当てるには
ざっくりとし過ぎてますが、ボクシングは相手にパンチを当てる競技です。
でも相手はパンチを貰いたくないので、なかなか当たりません。
試合やスパーリングなどの序盤、相手との距離がある中で、パンチを当てるためにはどうしたらいいのかを考えてみました。
大きく3つのポイントに分けて説明すると、パンチの質、タイミング、位置が大事だと思います。
それぞれ解説してみます。
パンチの質
- キレのあるパンチ
“ヌル〜としたパンチ”ではなくて”シャキッとしたパンチ”を打つ
普段の練習でシャドーボクシングをする時に、ヌル〜としたゆっくりジャブになってないか注意します。
日々のシャドーでもキレのあるパンチを出すよう意識することが必要です。
あとは、実践で相手にパンチを当てようと狙い過ぎるとヌル〜っとしたパンチになりやすいです。
当たったらラッキーだと思って細かく、そしてシャキッと素早く打ちましょう。
#ヌル〜としたパンチとかシャキッとしたパンチって何よ
- 大振りしない
狙いすぎると大振りのパンチになってしまいがちです。
大きいパンチは威力はあるかもしれませんが、見え見えです。
力みのない構えで自分のリズムを崩さず楽にパンチを打てるよう意識します。
- 一発で当てようとしない
先程もお伝えしましたが、パンチは当たったらラッキーだと思い一発では終わらない。
当たらないつもりで打つと、「もしかしたら打ち返されるかも」と相手の攻撃を警戒して駆け引きができます。
この時に固くならないように注意が必要です。
力みのない構えでリズムを取り、一発目は当たらないつもりで二発目三発目を当てるようにします。
一発打ってみたら相手の反応も見えるのでそれに合わせて二発目三発目が打てれば尚良いです。
ただし、二発目以降も当たったらラッキーだと思って打ちます。
この時、フェイントが使えると良いです。
タッチゲームなどの練習もかなり良いです。
- 上下に打つ
パンチを打つ場所を顔面とお腹に散らして、相手が警戒するポイントを増やします。
警戒するポイントが増えればスキができやすくなります。
上下に、打ったりフェイントしたりして撹乱させていきます。
タイミング
- リズム
自分のリズムを崩さずに、いつでもパンチが打てるようにします。
リズムがなく動きが固まると、相手のパンチをもらいやすくもなってしまうので注意です。
- 打ち(守り)終わりを狙う
打ち終わりはパンチを入れやすいです。
そして、ディフェンスされた後もパンチを入れやすいので、ふとした瞬間にパンチが打てるように常にリズムをとって備えます。
- 相手の攻撃(パンチ)に合わせる
相手のジャブにはこのパンチ、ストレートにはあのパンチ!という感じで、#どんな感じよ 同時打ちやリターンなどを打てるようにします。
まずは相手のジャブに合わせるパンチをたくさん習得できると良いです。
- 仕掛ける
相手の攻撃に合わせることだけを考えずに自分から仕掛けます。
理想は”自分(のパンチやフェイントやモーション)で始まり、自分のパンチで終わる”です。
パンチが交差しない瞬間もありますが、追いかけるにしても引くにしてもプレッシャーをかけペースをとります。
位置
自分と相手との位置関係のことです。
もう少し離れた方が良いのか、近づいたほうがいいのか。
右側がいいのか、左側がいいのか。
位置によって当てやすいパンチが変わります。
- 左回り
自分がオーソドックス(右利き)で相手もオーソドックスの場合は、相手のガードの間(足と足の間)に自分の前足を運ぶように移動すると左からのパンチが当てやすいです。
相手がサウスポーの場合は、相手の前足の外側に自分の前足を運ぶと右からのパンチが当たりやすかなります。
- 右回り
自分がオーソドックスで相手もオーソドックスの場合は右からのパンチが当たりやすい。
相手がサウスポーの場合は左からのパンチが当たりやすいです。
- 距離感
距離が近すぎても遠すぎても相手にパンチを入れずらいので、日々の練習で自分のパンチが当たる距離を理解しましょう。
僕の場合は右ストレート(サウスポーは左ストレート)がしっかり体を使い思いっきり当てれる位置が自分の距離としています。
- ディフェンス
自分のディフェンス技術に自信がないと相手に近づくのが怖いと思うので、ディフェンスの練習も必要です。
ディフェンスに関しては、また今度まとめてみます。
まとめ
あらゆるタイミングに備えて常にリズムをとり、力みのないシャープなパンチを意識する。
自分から仕掛け、パンチが大振りにならないように、二発目三発目が当たったらラッキーという気持ちでフェイントも使い上下に打ち分ける。
相手の打ち終わりや相手のパンチに合わせてパンチを打てるようにディフェンスも意識する。
もっと詳しく知りたい方は働いているジム、またはパーソナルトレーニングにてお問い合わせください。
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