挑戦を伝える
ボクシングを引退してからはMr.Chickenというシンガポール料理屋さんで2年ほどキッチンカーを学び、今年の4月からキッチンカーでカレー屋として再スタートしました。
僕自身、今までを振り返ると挑戦することが好きなんだなぁと思います。
もっと言うと挑戦するとそれを見た近くにいる周り人は「俺もやってやる」となり、またそれを見た僕も、「俺もやってやる」となるいい連鎖が好きです。
今日、天才キッズクラブ(TKC)という保育園に行ってきたのですが、理事長を務める田中さんからも挑戦というワードが度々出ていて、こういった方も挑戦者なんだなぁと思いました。
実際にTKCの子供たちは数々のことを挑戦していて、田中さん自身も62歳にして大運動会で披露するために側転や逆立ち歩きに挑戦しているそうです。
恐れ多いですが、その恐縮な気持ちを一旦どこかに置いて言いますが、僕も負けてられないです。
お手紙でもたくさん伝える
挑戦するときは人に伝えることが大切だよなぁって思います。
ボクシングの試合前は決まって応援に来ていただける方にお手紙を添えてチケットを販売していました。
そのお手紙の内容は、だいたいいつも一緒で「絶対勝つ」や「倒して勝つ」だとか、ベルトがかかっている時には「チャンピオンになる」だとかそんなことを書いて応援に来てくれる皆さんに伝えていました。
試合まで何百回も「勝つ」と言い続けているので、なにがなんでも勝たないとカッコ悪いんです。
うまくいかない時もある
ただ、コンディションにも波があって調子が悪いときもありました。
アジアチャンピオンになった試合では、まさに絶不調でした。
スパーリングという本番さながらな実践練習ではまだプロデビューしたての選手を相手にけちょんけちょんにされたりして、良かったスパーリングが全然ありませんでした。
そんな状態で試合が始まり、案の定、終始ボコボコに打たれました。
顔のあちこちが切れて、応援席は今日はダメかもっていう雰囲気でした。
後で聞いた話ですが、トレーナーでさえ、諦めモードにかかっていたそうです。
自分を信じる
僕の心境は、”スパーリングの時よりも良い動きができている”でした。
なので、周りの雰囲気とは反対に結構ポジティブに考えていました。
“これはイケるな”と思ってたくらいです。
普通の精神でしたら試合をやっていても絶対負けてる内容なのですが、スパーリングがダメすぎたのもあり、皆さんには「絶対勝つ」だとか「チャンピオンになる」だとか何百回も言っているので自己催眠にかかっていたんだと思います。
結果、大逆転のko勝ちでアジアチャンピオンになることができ、その後のアメリカでの世界戦まで繋げることができました。
「絶対勝つ」と周りに伝えることで、そういったマインドになり達成できたのだと思います。
次はカレー屋としての挑戦を伝えていき、達成していきます。
ちなみに当面の目標は店舗展開するぞーです。
「チャンピオンになる」と比べるとなんだかちっちゃい感じもありますが地道にやっていきます。
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